結論:UTAGEを複数人で運用するときは、ログイン情報を共有せず、担当者ごとにオペレーターを発行します。最初は業務に必要な機能だけを許可し、API・MCP権限はアカウント全体へアクセスできる強い権限として別に判断します。

講師・スクール事業では、ページ制作、配信、受講生対応、数値確認を一人で抱えず、チームで分担する場面が増えます。一方、全員へ同じ権限を渡すと、誤編集や配信事故だけでなく、誰が何を変更したか確認しにくくなります。

同じログイン情報を共有しない理由

  • 担当者ごとに利用を停止できない
  • 退職・外注終了後も情報が残る可能性がある
  • 必要のない顧客情報や売上情報まで見えてしまう
  • 認証情報の変更が全員の業務へ影響する

オペレーターを分ければ、ファネル、メール・LINE、会員サイト、イベント、パートナーなど、担当業務に合わせて利用範囲を設定できます。

権限を決める前に業務を分ける

担当 主な作業 確認する権限
ページ制作 LP、申込ページ、完了ページの編集 ファネル、必要なメディア
配信運用 メール・LINEの作成、予約、結果確認 メール・LINE配信
受講生対応 会員登録、受講状況、問い合わせ対応 会員サイト、必要な顧客情報
イベント運営 日程、申込者、リマインドの管理 イベント・予約
AI社員連携 API・MCPを使った構築・更新 API設定を別途審査

オペレーター追加の進め方

  1. 管理者が右上のアカウントメニューからオペレーター管理を開く
  2. 担当者の情報を登録する
  3. 役割表を見ながら必要な機能だけを利用可にする
  4. 担当者本人がオペレーター用ログイン画面から入れるか確認する
  5. 不要な機能が開けないことも確認する
  6. 権限の決定者と見直し日を記録する

API・MCP権限は通常権限と分けて考える

UTAGE公式マニュアルでは、オペレーターへAPI権限を付与すると、通常画面の個別権限が利用不可でも、API・MCP経由ではUTAGEアカウント全体のデータへアクセスできると注意されています。

重要:「AI社員を使うから全員へAPI権限を付ける」運用にはしません。利用目的、接続するAI、担当者、終了日を確認し、必要最小限のオペレーターだけへ付与します。

共同運用で決めておく5つのルール

  1. 変更前の確認:本番ページや稼働中配信を触る前に対象を確認する
  2. 公開権限:下書き作成者と公開承認者を分ける
  3. 命名規則:ファネル、シナリオ、ページ名へ用途と日付を入れる
  4. テスト:申込、配信、決済は本番前に通し確認する
  5. 終了処理:退職・契約終了日に権限と外部接続を停止する

退職・外注終了時のチェック

  • 対象オペレーターを利用停止した
  • API・MCPの接続先と認証状態を確認した
  • 共有したクラウド、画像、スプレッドシートの権限を見直した
  • 予約中のメール・LINE、公開中ページ、担当イベントを引き継いだ
  • 個人端末へ保存された顧客情報の扱いを確認した

よくある質問

同じログイン情報を共有してもよいですか?

共同利用では、担当者ごとにオペレーターを発行し、必要な機能だけを許可する運用が基本です。

API・MCP権限を付与しても安全ですか?

強い権限であることを理解し、利用目的と担当者を確認したうえで最小限に付与します。

権限は一度決めれば終わりですか?

担当変更、外注終了、新機能追加のたびに見直します。少なくとも定期的な棚卸し日を決めておくと安心です。

公式情報

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灘本
監修:灘本さとし

チームや外注先へ任せても、自社で状況を把握し安全に改善できる権限設計を重視しています。

公開・最終確認日:2026年8月30日