結論:UTAGEのイベント予約は、最初に「複数人が同じ日程へ集まるセミナー」か「担当者の空き枠を選ぶ個別相談」かを決めます。その後、イベント、開催日程、申込項目、完了後の案内、リマインドを順番につなぎ、申込者と管理者の両方で通しテストします。

イベント名と開催日時だけを登録しても、申込者が迷わず参加できる状態にはなりません。申込フォームに何を入力してもらうか、申込後にどの画面を見せるか、参加URLをいつ届けるか、変更やキャンセルをどう受け付けるかまで決める必要があります。

講師・スクール事業では、無料体験セミナー、講座説明会、個別相談、作業会など、開催形式によって必要な設定が変わります。最初に種類を正しく選ぶと、日程管理と配信を作り直す手間を減らせます。

セミナー・説明会と個別相談の違い

種類向いている開催日程の考え方
セミナー・説明会複数人が同じ日時に参加する体験会、説明会、勉強会主催者が開催日時と定員を登録する
個別相談・個別予約1対1の相談、面談、サポート予約担当者の受付曜日・時間帯やカレンダーから空き枠を提示する

同じ「予約」でも、セミナーは一つの日程へ複数人を集め、個別相談は一つの枠へ一組ずつ受け付ける設計です。途中で種類を変える前提にせず、開催方法を決めてからイベントを追加します。

作成前に決める7項目

  1. イベントの目的:体験、説明、相談、販売など、参加後に案内する行動まで決めます。
  2. 開催形式:オンライン、会場開催、または両方のどれかを選びます。
  3. 日程と所要時間:開始・終了時刻に加え、受付や相談後の余白も考えます。
  4. 定員:説明会は日程ごとの人数、個別相談は同時受付数を決めます。
  5. 無料・有料:有料の場合は参加費、決済方法、キャンセル条件を準備します。
  6. 申込項目:氏名、連絡先、会社名、相談内容など、当日の準備に必要なものへ絞ります。
  7. 申込後の案内:完了ページ、確認メール、参加URL、変更・キャンセル方法を決めます。
先に確認:申込後に何が届くかを一文で説明できる状態にします。「予約できたか分からない」「参加URLが見つからない」を防ぐためです。

セミナー・説明会を作る手順

  1. UTAGE上部メニューの「イベント・予約」を開く
  2. 「+追加」から種類「セミナー・説明会」を選ぶ
  3. イベント名、説明、無料・有料などの基本設定を保存する
  4. 申込フォームで取得する項目を設定する
  5. 「日程」から開催日、時刻、定員、オンライン・会場を登録する
  6. 申込直後と開催前のリマインダ配信を設定する
  7. 申込フォームまたはファネルページから通しテストする

オンライン開催では参加URLと必要なパスワードを日程へ設定します。会場開催では住所だけでなく、建物名、階数、入室方法、当日の連絡先まで案内すると、参加者が迷いにくくなります。

個別相談・個別予約を作るときのポイント

個別相談では、担当者、受付曜日・時間帯、所要時間、予約締切、前後の余白を設定します。Googleカレンダーと連携して空き時間を参照する運用や、担当者ごとにZoom・Google Meetを連携する方法も公式マニュアルで案内されています。

  • 担当者が一人か複数かを決める
  • 相談時間だけでなく前後の準備時間を確保する
  • 当日予約を受け付けるか、何時間前に締め切るかを決める
  • 二重予約を防ぐため、実際の予定表との連携状態を確認する
  • 予約後に相談内容と必要資料を担当者へ通知する

個別相談の事前教育、欠席防止、相談後フォローまで含む導線は、UTAGEで個別相談ファネルを作る方法で詳しく解説しています。

イベント申込フォームをファネルへつなぐ

イベント・予約でイベントと日程を作成した後、ファネルページへイベント申込フォームを表示できます。募集ページの説明を読んだ流れで日程を選べるため、外部ページへ移動させずに申込を完了させたい場合に使います。

  1. イベント・予約で対象イベントと開催日程を準備する
  2. 申込用のファネルページを開く
  3. ページ編集画面で「イベント:申込フォーム」要素を追加する
  4. 連携イベントに作成済みのイベントを指定する
  5. PCとスマホで日程、入力欄、送信ボタンを確認する

フォームを置くだけでなく、ページ上部で対象者、開催内容、所要時間、無料・有料、参加方法を説明します。日程表が最初に表示されても、何へ申し込むのか分からなければ判断できません。

申込フォームで聞く内容

項目使い方注意点
氏名・メールアドレス申込者の特定と開催案内入力ミス時の再案内方法も決める
電話番号当日の緊急連絡必要なイベントだけで取得する
会社名・屋号参加者の事業背景を把握個人参加がある場合は任意も検討する
事前質問内容を参加者に合わせる長すぎる質問を増やさない
規約・同意キャンセルや個人情報の扱いを確認申込前に内容を読める状態にする

無料セミナーの入口で質問を増やしすぎると、申込者の負担になります。一方、個別相談では相談時間を有効に使うため、事業内容や相談テーマを事前に聞く意味があります。イベントの目的に合わせて必須・任意を分けます。

リマインド・変更・キャンセルを設計する

リマインドでは、日時を知らせるだけでなく、参加方法と次に行うことを一画面で確認できるようにします。

  • 申込直後:受付完了、開催日時、参加方法、変更・キャンセル方法
  • 前日:開催目的、準備物、参加URLまたは会場案内
  • 当日:開始時刻、参加URL、入室時刻、緊急連絡方法

キャンセル時に、申込者をどのシナリオへ登録するか、メールを送るかも確認します。日程変更を受け付ける場合は、古い予約と新しい予約が二重に残らないかテストしてください。

UTAGE公式マニュアルでは、決済連携設定を済ませたうえで、イベント設定の参加費を「有料」にし、決済種別、参加費、決済モードを設定する流れが案内されています。イベント用の商品をファネルの商品管理で別に作成する必要はありません。

決済代行会社によってテストモードの利用可否や確認場所が異なります。公開前は、選択した決済代行会社の公式手順に従い、テスト決済、申込者情報、決済側の記録、確認メールまで確認し、最後に本番モードへ戻します。

注意:テスト方法や対応サービスは変更される場合があります。実際のカード情報や本番決済を扱う前に、UTAGEと決済代行会社の最新マニュアルを確認してください。

よくある設定ミス

イベントはあるが開催日程がない

イベントの基本設定だけでは、申込者が選べる日程が表示されません。公開ページを申込者と同じ画面で確認します。

リマインドに参加URLが入っていない

開催日程へURLを登録しても、配信文面で正しく差し込まれているとは限りません。テスト申込で実際のメール・LINEを受け取ります。

フォームの質問が多すぎる

運営側が知りたい情報をすべて必須にすると、申込者の負担が増えます。当日の準備に使わない質問は減らします。

管理者が申込に気づけない

申込者への自動返信だけでなく、担当者へのメールやチャット通知、申込者一覧への反映を確認します。

有料イベントがテストモードのまま

動作確認後に本番モードへ戻さないと、本番の決済を正しく受け付けられません。公開チェック表にモード確認を含めます。

公開前チェックリスト

  • イベントの種類が開催形式と一致している
  • 公開する開催日程、時刻、定員が正しい
  • オンラインURLまたは会場情報が登録されている
  • 申込フォームの必須・任意が適切である
  • 390px前後のスマホ幅で日程やボタンが欠けない
  • 申込完了画面に次の行動が表示される
  • 確認メール・LINEに日時と参加方法が入っている
  • 前日・当日のリマインドが正しい時刻に設定されている
  • 変更・キャンセル方法が申込者に分かる
  • 管理者通知と申込者情報が確認できる
  • 有料の場合はテスト決済後に本番モードへ戻した

よくある質問

UTAGEではセミナーと個別相談の予約を管理できますか?

はい。イベント・予約機能には、複数人が同じ日程へ申し込むセミナー・説明会と、担当者の空き枠から選ぶ個別相談・個別予約があります。目的に合う種類を最初に選びます。

イベント申込フォームをファネルページに表示できますか?

はい。先にイベント・予約でイベントと日程を作成し、ファネルページへイベント申込フォーム要素を追加して連携イベントを指定します。

予約者へリマインドを送れますか?

セミナー・説明会では開催日程に合わせたリマインダ配信を設定できます。申込直後、前日、当日など、必要なタイミングで日時・参加方法・変更方法を案内します。

有料イベントを開催できますか?

決済連携設定を済ませ、イベント設定で参加費を有料にすると受け付けられます。決済代行会社によってテスト方法が異なるため、公開前に公式手順で確認します。

公開前に何を確認すればよいですか?

申込者として日程選択、情報入力、完了画面、確認メール、リマインド、キャンセル方法まで通し、管理者側では申込者情報と通知を確認します。有料の場合はテスト決済も行います。

公式情報

機能・仕様は更新される場合があります。実際の設定時は、次のUTAGE公式情報で最新版をご確認ください。

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灘本
監修:灘本さとし(UTAGE構築ラボ監修者)

講師・スクール事業者が、予約フォームを置くだけで終わらず、申込から開催当日まで実際に運用できる状態を作れるよう内容を確認しています。

公開・最終確認日:2026年8月30日