結論:A/Bテストは、成果が低いから何となくデザインを変える作業ではありません。「誰が、どこで迷っているか」という仮説を立て、比較する要素を一つに絞り、同じ条件で結果を確認します。

UTAGEでできる2つのA/Bテスト

対象比較できる内容見る指標
ファネルページ見出し、構成、CTA、オファー説明などアクセス数、登録数、登録率など
メール件名開封、クリック、次の行動

UTAGE公式マニュアルでは、メールのA/Bテストは件名比較に対応し、本文比較には対応していないと案内されています。

テスト前に確認すること

  1. 改善したい最終成果を決める
  2. 現在の数値と対象期間を記録する
  3. 離脱が大きい場所を特定する
  4. 原因の仮説を一文で書く
  5. 仮説に関係する変更点を一つ選ぶ

アクセス自体が少ないページでは、短期間の差だけで優劣を決めにくくなります。広告、メール、SNSなど流入条件が大きく変わった期間も分けて確認します。

ファネルページのテスト手順

  1. 対象ステップにテストページを追加する
  2. 元ページを複製し、検証したい一要素だけ変更する
  3. フォーム、ボタン、決済、完了後の遷移を両方でテストする
  4. 上部の共通ファネルページURLからアクセスを集める
  5. A/Bごとのアクセス数と登録数を確認する
  6. 採用版と判断理由を記録する
よくある失敗:A案は見出し、画像、ボタン、料金説明まで変更し、B案は元のままにすることです。差が出ても何が理由か判断できません。

メール件名のテスト

件名では、長さだけでなく、読む理由が伝わるかを比較します。例えば「本日開催のお知らせ」と「本日20時|参加URLと準備物」のように、受信者が必要な情報へすぐ気づけるかを検証します。

  • 送信対象と配信時刻をそろえる
  • 件名以外の本文・差出人を同じにする
  • 開封率だけでなく、クリックや申込も確認する
  • 小さな差を断定せず、複数回の傾向を見る

最初にテストしやすい項目

  1. ファーストビュー:対象者と得られる結果が伝わる見出し
  2. CTA:押した後に何が起きるか分かるボタン文言
  3. 申込前の不安:料金、時間、必要な準備、営業有無の説明
  4. フォーム:不要な必須項目を減らす
  5. メール件名:日時・目的・読む理由を明確にする

改善記録に残す項目

項目記録内容
仮説誰がどこで迷っていると考えたか
変更AとBの違い
期間・流入いつ、どの入口から集めたか
結果アクセス、登録、購入など
判断採用・継続・保留と理由

よくある質問

LPのA/Bテストができますか?

ファネルでテストページを用意し、共通URLからアクセスを振り分けて比較できます。

メール本文もA/Bテストできますか?

UTAGE公式案内ではメールA/Bテストは件名比較に対応し、本文比較には対応していません。

何を変えるべきですか?

見出し、CTA、オファー説明など、仮説に関係する一要素を変えます。

公式情報

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灘本
監修:灘本さとし

見た目の変更ではなく、顧客の迷いを一つずつ減らす改善を重視しています。

公開・最終確認日:2026年8月30日