結論:まず「データ(合算)」でファネル全体を比較し、次に「データ(日別)」と登録経路で変化の原因を絞ります。改善するのは一度に一箇所です。登録率だけでなく、購入率と売上まで見て判断してください。

講座やスクールの導線では、LPだけを直しても成果につながらないことがあります。登録後の配信、相談予約、決済、会員サイトへの案内までが一続きだからです。UTAGE内の数値を「ページの成績表」ではなく、「受講希望者がどこで止まったかを探す地図」として使いましょう。

最初に見る6つの指標

UTAGE公式マニュアルでは、ファネルの「データ(合算)」で全ページのKPIを一覧表示できます。A/Bテスト用のページも含め、同じ期間で比較できます。

指標分かること確認するときの注意
アクセス数(全て)ページが表示された総回数同じ人の再訪も含む
アクセス数(UU)訪れた人のおおよその数公式案内ではIPアドレスを基に集計
登録数・登録率フォームやLINE登録まで進んだ割合入口ごとの対象者の違いも見る
売上件数・購入率決済ページで購入した割合価格、決済手段、説明不足を確認
売上金額最終成果への貢献登録率だけで良し悪しを決めない

データ(合算)で止まっている場所を探す

  1. 上部メニューの「ファネル」から対象ファネルを開く
  2. 左メニューの「データ(合算)」を選ぶ
  3. 確認する期間を指定する
  4. 必要に応じて登録経路で絞り込む
  5. 隣り合うページのアクセス・登録・購入を比較する

たとえば登録ページまでは届いているのに登録率が低いなら、見出し、申込特典、フォーム項目、スマホ表示を優先して確認します。登録はされるのに購入へ進まないなら、配信内容、販売ページ、価格の伝え方、決済手段が候補です。

率だけで判断しない:登録率が低くても、購入率や売上が高い経路は残す価値があります。最終ゴールが相談申込なら相談数、講座販売なら購入件数と売上までつないで確認します。

データ(日別)で変更前後を比べる

特定ページの推移を見るときは「データ(日別)」を使います。期間、ページ、必要に応じて登録経路を指定すると、アクセス数、登録数、登録率、売上件数、購入率、売上金額を日別で確認できます。

広告を開始した日、LPの見出しを変えた日、ステップ配信を修正した日を記録しておくと、数値の増減と施策を結び付けやすくなります。曜日や募集期間の違いもあるため、1日だけの増減で結論を出さず、同じ条件で比較できる期間を確保します。

登録経路を分けて入口の質を確認する

SNS、広告、メルマガ、紹介で同じURLだけを案内すると、どの入口が成果につながったか分かりません。あらかじめ登録経路を分けておけば、データ画面で経路別に絞り込めます。

  • アクセスは多いが登録が少ない:訴求と着地ページのずれを確認
  • 登録は多いが購入が少ない:対象者と商品、配信内容のずれを確認
  • アクセスは少ないが購入率が高い:良質な入口として露出を増やせないか検討

売上一覧で購入状況を確かめる

ファネル経由の販売は「売上」から売上一覧を開き、購入者、金額、支払方法、決済ステータス、決済モード、登録経路などで確認できます。CSVダウンロードや月別・日別の売上集計も公式に案内されています。

テストモードの決済も販売実績に含まれる場合があります。数字が動いたら本番購入だと決めつけず、決済モードとステータスを見てください。有料イベント・予約の決済はファネルの売上一覧へ反映されないため、イベント側や決済代行会社側で確認します。

改善の優先順位を決める

  1. 最終ゴールを固定:登録、相談、購入、継続のどれを増やすか決める
  2. 落差の大きい場所を一つ選ぶ:ページ間または経路間の差を見る
  3. 理由を仮説にする:誰に、何が伝わらず、どこで迷ったかを書く
  4. 一要素だけ変更:見出し、CTA、フォーム項目、価格説明などから選ぶ
  5. 変更日と結果を記録:同じ期間・経路・指標で比較する

公式マニュアルでも、改善箇所が複数ある場合は、影響が大きい一箇所に絞って変更し、データがたまってから効果を確認する方法が推奨されています。ページ全体を一度に作り直すと、何が効いたか分からなくなるためです。

スプレッドシートへ出すべきケース

UTAGE内でページ間の比較はできますが、広告費、担当者別の対応数、相談後の成約などを一緒に見たい場合は、Googleスプレッドシート連携を検討します。UTAGE公式マニュアルでは、登録データや売上データを直接出力し、広告費との突き合わせや独自のKPI管理に使う方法が案内されています。

最初から指標を増やしすぎる必要はありません。「入口のアクセス」「登録」「相談」「購入」「売上」の5段階を一列で追える形から始めると、毎週の改善判断に使いやすくなります。

よくある質問

UTAGEではファネル全体の数値を確認できますか?

はい。「データ(合算)」で、ページごとのアクセス数、登録数、登録率、売上件数、購入率、売上金額を一覧で比較できます。

登録経路ごとの成果も比較できますか?

データ(合算・日別)では登録経路で絞り込めます。広告、SNS、メルマガなどの入口を分けて設定しておくと、経路別の成果を確認しやすくなります。

数値が悪いページはすぐ全部直すべきですか?

一度にすべてを変更すると改善理由を判断しにくくなります。影響が大きい一箇所へ仮説を立て、変更日を記録してから同じ条件で比較します。

UTAGEのデータをスプレッドシートで分析できますか?

公式マニュアルではGoogleスプレッドシート連携が案内されています。広告費との突き合わせや独自のKPI管理を行う場合に活用できます。

公式情報

画面名や集計仕様は更新される場合があります。実際の運用時は次の公式情報で最新版をご確認ください。

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灘本
監修:灘本さとし(UTAGE構築ラボ監修者)

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公開・最終確認日:2026年9月4日