結論:UTAGEの登録フォームは、先に配信アカウントとシナリオを作り、そのシナリオの読者項目を整えてからフォームへ連携します。最後に、申込者として入力・送信し、登録者一覧、完了画面、最初の配信まで通して確認します。

講座の資料配布、体験セミナーの案内、メルマガ登録では、フォームの見た目だけでなく「登録後に何が起きるか」が重要です。連携先を取り違えると、読者情報は残っても予定した案内が送られません。

この記事では、講師・スクール事業者が自社で登録導線を確認できるように、最小構成からカスタム項目、ファネルへの設置、公開前テストまで順番に解説します。

2つの作り方を使い分ける

作り方向いている場面特徴
シナリオの登録フォームURLブログやSNSから直接登録してもらう配信アカウントとシナリオを作ると専用URLを発行できる
ファネルの登録フォーム要素LPの説明を読んだ流れで登録してもらう画像・文章・FAQ・CTAとフォームを同じページに配置できる

短い案内で十分なら登録フォームURL、商品の説明や特典、注意事項を伝えてから登録してもらうならファネルを選びます。どちらも連携先となるシナリオを先に用意します。

作成前に決めること

  • 誰に、何を受け取るために登録してもらうか
  • 登録直後に表示するページと送るメッセージ
  • 取得する項目と、それぞれを使う目的
  • 重複登録を許可するか
  • メールだけか、LINE友だち情報とも統合するか
項目は使うものだけに:会社名や電話番号が当日の連絡や提案準備に必要なら取得します。配布資料を受け取るだけの入口で質問を増やしすぎると、読者の負担になります。

登録フォームを作る基本手順

  1. 「メール・LINE配信」で利用する配信アカウントを作成する
  2. 登録後の配信を行うシナリオを作成する
  3. シナリオの「登録フォーム・読者項目」を開く
  4. 公開用シナリオ名、重複登録、確認画面、登録後ページを設定する
  5. フォームで利用する読者項目を選ぶ
  6. 発行された登録フォームURLを確認する
  7. 自分のテスト用情報で登録し、シナリオへ入るか確認する

登録後に別のサンクスページを見せる場合は、そのURLを設定します。特典の受取方法や次に届くメールの案内を表示すると、登録者が「送信できたか」を判断しやすくなります。

名前・電話番号・相談内容を追加する

メールアドレス以外の入力欄は、連携するシナリオの「登録フォーム・読者項目」で設定します。既定項目の用途を無理に変えず、必要に応じてフリー項目を追加してください。

項目例取得する目的設定時の考え方
氏名案内の宛名、参加者の識別姓・名を分けるか一つにするか決める
電話番号当日の緊急連絡本当に必要な導線だけで取得する
会社名・屋号事業背景の把握個人参加がある場合は任意も検討する
選択項目導入状況や希望内容の把握選択肢を重複させず、答えやすくする
自由記述相談内容や事前質問長文用のフリー項目として追加する

UTAGE公式マニュアルでは、姓・名・フリガナなどの既定項目を長文回答へ流用し、文字数上限を超えると登録時にエラーとなる例が案内されています。自由記述は専用のフリー項目を用意します。

ファネルページへ設置する

  1. 対象ファネルのページ編集画面を開く
  2. 設置したい位置で要素追加を選ぶ
  3. 標準の「登録フォーム」またはカスタムフォームの入力欄を追加する
  4. 連携シナリオと取得する読者項目を指定する
  5. カスタムフォームでは送信ボタンの動作を「登録フォーム送信」にする
  6. 保存し、PCとスマホの表示を確認する

LINE友だち情報とメールアドレス情報を統合したい場合は、UTAGE公式マニュアルが案内する標準の登録フォーム要素を使います。HTMLページへ外部設置用タグを置く方法では、情報が統合されないケースがあるため、目的に合わせて選んでください。

登録後の配信までつなぐ

登録フォームを対象シナリオへ連携すると、登録を起点にステップメールやLINE配信を開始できます。最初のメッセージでは、登録のお礼だけでなく、約束した資料、視聴URL、次の案内時期を明確にします。

  • 登録直後:受付完了と特典・資料の受取方法
  • 翌日以降:設定手順や活用例など、登録目的に合う情報
  • 比較検討段階:自社で進める範囲と相談できる範囲

配信の組み立て方は、UTAGEステップ配信の作り方もあわせて確認してください。

公開前テスト

  • PCと390px前後のスマホ幅で入力欄と送信ボタンが欠けない
  • 必須・任意の表示が設定どおりである
  • 入力エラーが利用者に分かる言葉で表示される
  • 送信後に正しい完了ページへ移動する
  • 登録者が予定したシナリオへ登録される
  • 氏名・電話番号・自由記述が正しい読者項目へ入る
  • 登録直後のメールまたはLINEが届く
  • メール内の資料URLと相談リンクが開く
  • 同じアドレスで再登録した場合の動作が想定どおりである

管理画面だけで判断せず、実際の読者として送信します。入力、完了画面、登録者情報、受信メッセージまで一続きで確認すると、公開後の取りこぼしを減らせます。

よくある質問

ファネルを作らず登録フォームだけ発行できますか?

はい。配信アカウントとシナリオを作成すると登録フォームURLを発行できます。LP内に設置する場合はファネルの登録フォーム要素を使います。

名前や電話番号も取得できますか?

はい。シナリオの登録フォーム・読者項目で利用項目を設定し、ファネル側で連携します。自由記述などは用途に合うフリー項目を追加します。

登録後にステップメールを送れますか?

はい。登録フォームを対象シナリオへ連携すると、登録を起点にステップメールやLINE配信を開始できます。公開前にテスト登録で確認してください。

公式情報

機能・仕様は更新される場合があります。実際の設定時は次のUTAGE公式情報で最新版をご確認ください。

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灘本
監修:灘本さとし(UTAGE構築ラボ監修者)

講師・スクール事業者が、フォームを置くだけで終わらず、登録後の配信まで自社で確認できるよう内容を確認しています。

公開・最終確認日:2026年8月31日